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<春夏秋冬>

発行日2017/01/10
いしがき整形外科クリニック  石垣 智
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J3ブラウブリッツ秋田 第4報―2016年シーズン閉幕―
 
  2016年サッカー明治安田J3が11月20日(日)に最終戦を迎えました。ブラウブリッツ秋田(BB秋田)はホームでFC琉球と対戦、これまで一度も勝てなかった琉球を2―0で破り、14勝8分8敗で16チーム中4位と最高順位で2016年シーズンを終えました。BB秋田より上位チームの大分トリニータ、栃木SCはJ1、J2など上のカテゴリーに所属していたチーム、AC長野パルセイロはJ3とJ2の入れ替え戦を戦ったことのあるチームです。選手たちの頑張りを称えてあげたいと思います。
  ホームゲームの入場者は1試合平均2,425人に増え、11月6日第28節SC相模原戦では5,371人とクラブ最多入場者数を記録しました。しかし、ホーム平均入場者2,425人はJリーグ全体で48位、最多は浦和レッズの36,935人、J3では8位、J3最多は大分トリニータの7,771人です。残念ながらJ2のライセンス基準、ホームゲーム平均入場者数3,000人以上にまだ足りません。
  選手達はつかの間のオフですが、私にはまだ仕事が残っております。選手の「サッカーヘルスメイト」に、今シーズンのメディカルチェックと外傷・治療歴を記入して渡さなければなりません。退団選手5名、引退1名、レンタル3名のヘルスメイトを書いていた11月29日、とんでもないニュースが飛び込んできました。BB秋田を一時首位に立たせ、最高順位4位に引き上げた間瀬監督が退任し、J2愛媛FCの監督に就任するというニュースです。「全員力」でJ3リーグホーム連続負けなし13試合(2015年8月2日/第24節~2016年5月22日/第10節)のJ3リーグ記録や、ホーム連勝5試合(2016年7月16日/第17節~2016年10月2日/第24節)のクラブ記録を打ち立てた監督が退任します。上のカテゴリーを目指すのは選手だけでなく監督も同じです。J3よりJ2、さらにJ1へと上のカテゴリーを目指し必死で練習し試合に臨みます。
  J2へ上がるためにはJリーグクラブライセンス施設基準、ホームスタジアムの入場可能人員が10,000人を上回っていること、ホームゲームの平均入場者数3,000人以上をクリアすることが必要です。しかし、スタジアムや観客動員でJ2の基準をクリアできていないBB秋田は、有望な選手や監督を獲得しそして引き留めることが大変困難になっています。
  クラブ側も懸命に努力しておりますが、スポンサーや県、市などの行政、そして何よりも秋田県民、市民の皆さまの熱い応援がぜひとも必要です。あと3か月で2017年シーズンが始まります。BB秋田の選手たちに熱い応援をよろしくお願いいたします。                     
 
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