秋田市医師会報

＜春夏秋冬＞	発行日2016/04/10
いしがき整形外科クリニック　　石垣　智
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Ｊ3ブラウブリッツ秋田　第３報　－2016年シーズン開幕－

　サッカー明治安田Ｊ3が３月13日（日）に開幕しました。ブラウブリッツ秋田（ＢＢ秋田）はアウェーで福島ユナイテッドＦＣと対戦、開幕戦みちのくダービーは先制点を守りきれず１対１の引き分けでした。　　
　Ｊリーグ参入３季目のＢＢ秋田ですが、昨季の26選手（レンタル契約選手３人を含む）中18人がチームを離れ（引退が２人、レンタル契約満了３人、退団13人）、新たにレンタル契約２人を含む16選手が入団しました。2/3の選手が入れ替わり全く別のチームになったＢＢ秋田ですが、残った８人と新加入16人の計24選手でＪ3上位をめざして戦います。
　注目の選手が入団しました。「マイアミの奇跡」の立役者伊東輝悦選手です。1996年アトランタオリンピック予選リーグＤ組第１戦、ブラジル代表を１対０で破った試合で決勝ゴールをあげた伊東選手です。2014年からはＪ3ＡＣ長野パルセイロに在籍し、その年の４月29日秋田市八橋運動公園球技場でのゲームにフル出場、ＢＢ秋田は１対２で負けました。今年42歳になりますが、ＢＢ秋田の若い選手達は、「鉄人」伊東選手からたくさんの経験や技術を吸収して欲しいと思います。マイアミの奇跡といえば、あの試合でゴールを守った川口能活選手もまだ現役で活躍しております。今季はＪ2ＦＣ岐阜からＪ3ＳＣ相模原に移籍し、40歳の元日本代表ＧＫが鉄壁の守護神としてＢＢ秋田の前に立ちはだかります。
　さらに今季のＪ3は、Ｊ2から降格した大分トリニータと栃木ＳＣ、ＪＦＬから昇格した鹿児島ユナイテッドＦＣに加え、Ｊ1のガンバ大阪とＦＣ東京、Ｊ2のセレッソ大阪からそれぞれのＵ－23チームが参戦し、計16チーム２回戦総当たりで戦います。大分トリニータはナビスコカップの優勝経験がありますし、ガンバ大阪Ｕ－23には昨年Ｊ1でデビューしている17歳のＭＦ堂安律選手、ＦＣ東京Ｕ－23にはＵ－23日本代表ＭＦ中島翔哉選手がいて、どちらも３月13日の開幕戦に先発出場しております。セレッソ大阪Ｕ－23は、去年レンタルでＢＢ秋田にいた米澤令衣選手がグルージャ盛岡との開幕戦でゴールをあげました。昨季ＢＢ秋田にいた選手といえば、Ｊ3ＳＣ相模原に移籍したＤＦ牧内慶太選手、藤枝ＭＹＦＣに移ったＦＷ三好洋央選手とＦＷ峯勇斗選手、ＧＫ三宅貴憲選手も開幕戦で活躍していました。みんな手ごわいライバルとなってあきぎんスタジアムに来てくれると思うと今からワクワクしています。
　 2016年のＪ3は見どころが３つも４つも増えました。スタジアムを県民の皆様で満杯にしていただき、ＢＢ秋田の選手たちに熱い応援をよろしくお願いいたします。

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