呼吸器内科の福井先生からのご指名で今回のこのペンリレーを書かせていただきます。数年前も福井先生からのリレーでしたが、今回もその流れとなってしまいました。JR北陸本線でも福井から列車は小松へ向かいます。このリレー繋がりも何かの縁でしょうか。 福井先生はスマホの便利さについて書かれていましたが、ほんとその通りです。そんなご時世ですが、今回は現在はまっているシャープペンについてご紹介したいと思います。普段ほとんど使うことがないという先生も多いと思いますので何の役にもたたない話題になってしまうかもしれませんがご容赦下さい。数年前までは日々増え続け、一生かかっても使い切れないほどのボールペンが机の引き出しにあふれていましたが、電カルの登場によりその消費量も減りました。予定やメモもスマホになりさらに字を書かなくなりました。しかし、昨年開業準備に際してやらなければいけないことが急激に増え、結局ノートにメモることが一番分かり易いことに改めて気付きました。スマホでの情報管理は詰め込むことは無限にできても見返す時に難を感じます。カルテもそうですがいくつかのことを同時に見るにはやはり紙ベースには勝てません。ボールペンを使っていましたが、書類の下書きで鉛筆書きをする際にその辺にあった子どものシャープペンを拝借したところその書き心地の良さに感動。昔もシャープペンとボールペンが一緒になった『シャーボ』が登場した頃は欲しかったのですが、小学生のおこづかいでは買うことができなかった思い出があります。今のシャープペンはシャープペン以外の付加価値を付けるのではなくシャープペンそのものの性能を上げて勝負しているところが素晴らしいです。また、文房具はペンケースに入れてしまっておくよりも(しまったはずのものが見当たらなく探している時間のほうが長いことも多々あります)、使いたい時にいつでもどこでも使えるようにいろんなところにおいておくととても便利です。
それではお勧めランキング 5位・・・uni 『KURUTOGA』 芯が一部の方向ですり減らないように、書くと芯が少しずつ回転して書き易い芯先を維持。値段も手頃なのでお土産用としていろんなところのロゴやキャラクター付きで観光地でもよく売られています。
4位・・・Pentel 『SMASH』 絶妙な重さと重心でペン運びが滑らかです。
3位・・・Pilot 『S20』 木目調で高級感があります。握っていると手になじんでくるとの触れ込みですがそこまでの実感はないものの、きれいな曲線フォルムです。
2位・・・Pentel 『orenz nero』 シャープペンの基本である芯をだす出すという作業がいらない。書くためにペンを下に向けると自動で芯が出る。しかも折れないように書けるように必要最小の長さしか芯が出ないので力を入れて書いても芯が折れない。
1位・・・Tombow 『OLnO』 普通に後ろを押して芯をだす出すこともできるが、書きながら親指と一差し指で挟むように力を加えると芯がでる出るので、指の位置を変えなくても芯をだせる出せる。個人的にはこの太さのものが疲れず握れるので気に入っています(とは言っても受験生ではないので長時間使っていることはありませんが)。
ここまでシャープペンについて語りながらも、パソコンで作っているという不思議な時間です。最近では文房具は百均で済ませるのが当たり前になっていましたが、それに比べるとそこそこ値は張りますがそれなりの価値はあります。購入時には実際に手に取って試し書きをするのが重要で、お勧め文房具屋についても触れたいところですが、ASKULやAmazonで何でも手に入る現在においてはさらに不要な情報になってしまいますのでこのあたりで終わりにしたいと思います。
次回は秋田厚生医療センター小児科の藤井義之先生にお願いします。藤井先生は自分の後任として着任され、このペンリレーも快く引き受けてくれました。
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